次のリストは前のページまでのすべてをまとめです。 全部完了させたと思った時点で最終的なチェックとして役に立つでしょう。
必要なら _()、N_() そして他のサポート関数を定義する i18n ヘッダーファイルを作成し、include します。 (項2.1. 「i18n ヘッダーファイル」)
(アプリケーションなら main()、 ライブラリならその初期化関数の中で) 可能な限り最初の方で bindtextdomain() とその仲間の関数を呼出します。 (項2.1.2. 「i18n サポートコードの初期化」)
翻訳すべきソースコード内のすべての文字列をマークアップします。 関数呼出しが可能なら _() で、 さもなくば N_() を使います。 後者の場合ではその文字列が使われている箇所を _() 呼出しで囲みます。 (項2.2.1. 「ソースコードファイル」)
"特別な"ファイルでのマークアップ
desktop ファイル (項2.2.2. 「Desktop ファイル」)
bonobo-activation-server のサーバーファイル (項2.2.3. 「サーバーファイル」)
Glade ファイル (項2.2.4. 「Glade ファイル」)
XML ファイル (項2.2.5. 「XML ファイル」)
Gconf スキーマファイル (項2.2.6. 「Gconf schema ファイル」)
必要なら autogen.sh に glib-gettextize の検出と実行、 そして intltool を検出するためのコードを追加します。 (項3.1. 「autogen.sh の変更 」)
configure.in を編集して AC_PROG_INTLTOOL を呼び、 GETTEXT_PACKAGE を設定、 ALL_LINGUAS を定義、 AM_GLIB_GNU_GETTEXT を呼び、そしてロカールファイルの位置を foolocaledir 変数を使って置き換えます。 (項3.2. 「configure.in の変更 」)
最上部の Makefile.am を編集して SUBDIRS 行に po を含めます。 また intltool を使っているのなら intltool-extract.in intltool-merge.in intltool-update.in をこの Makefile の EXTRA_DIST に追加します。(項3.3. 「Makefile の変更」)
最上部ディレクトリの .cvsignore を調整して intltool-* ファイルを無視するようにします。 項3.3. 「Makefile の変更」)
main() 関数かライブラリ初期化コードを含むディレクトリ内の Makefile.am を編集してロカール位置を定義します。 つまり -DFOOLOCALEDIR を設定します。 (項3.3. 「Makefile の変更」)
intltool が処理するための特別なファイルをマークアップしたすべてのディレクトリで Makefile.am 内の適切なルールを変更し、一つまたは複数の @INTLTOOL_XXX_RULE@ テンプレートを追加します。 またこれらのディレクトリ内の .cvsignore ファイルを調整して生成されるこれらのファイルを無視するようにします。 項3.3. 「Makefile の変更」)
po ディレクトリ内に POTFILES.in と必要なら POTFILES.skip を作成し、適切なファイルを .cvsignore に追加します。(項3.4. 「po/ディレクトリ内での変更 」)
通常のイベントでパッケージについて作業しているときは *.po ファイルの変更は commit しないようにします。 しかしリリースの直前には皆がリリースに同期させられるようにこれらのファイルを commit するべきでしょう。 (項4. 「次のステップは?」)
文字列が翻訳者に親切なものになるように Christian Rose の文書を読んで下さい。 ([menthos])