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8.6 Moving and Resizing Windows

前述 (see section 8.2 Window Attributes) のとおり window-dimensions およ び window-position 関数はウィンドウの現状態を返します。

Function: move-window-to window x y
window の左上角を[支点にウィンドウを] (x, y) に移動さ せます。

Function: resize-window-to window width height
オブジェクト window に関連づけられたクライアントウィンドウの大きさ を (width, height) に設定します。

Function: move-resize-window-to window x y width height
前の二つの関数の組み合わせです。

Function: resize-window-with-hints window cols rows &optional hints
オブジェクト window に関連づけれられたウィンドウが縦 cols、 横 rows になるようにリサイズします。hints パラメータは使用す るサイズヒント連想リストか、(ウィンドウのヒントを得るのに window-size-hints 関数が使われていれば) nil です。

けれども普通はウィンドウの調整はユーザに委ねられています。以下の関数は対 話的に呼ぶことができます。これらの関数の(一つの)引数は現在のイベントを受 け取るウィンドウか、現在フォーカスされているウィンドウです。

Command: move-window-interactively window
window をマウスで対話的に移動します。マウスボタンを解放するとウィ ンドウはその位置に配置されます。

Command: resize-window-interactively window
window をマウスで対話的にリサイズします。マウスボタンを解放すると ウィンドウはその位置に配置されます。

この関数はリサイズし始めるのに今の位置からウィンドウの端か角を選択して移 動させることに注意する必要があります。ウィンドウは 3x3 の格子に分割され ます。(格子の)矩形内にリサイズする方向を与えるマウスポインタが含まれてい ます。もしポインタが矩形の中心にあるなら底辺と右端が動かされます。

Command: move-selected-window
ユーザがマウスでウィンドウを選択するのを待ち、それから対話的にウィンドウ を移動します。

Command: resize-selected-window
ユーザがマウスでウィンドウを選択するのを待ち、それから対話的にウィンドウ をリサイズします。

対話的に移動そしてリサイズするときの挙動は以下の変数を通じてカスタマイズ することができます:

Variable: move-outline-mode
ウィンドウを対話的に移動するときの視覚的な方法を定義するシンボルです。今 のところオプションとして含まれているのはワイアフレームの box と完 全再描画の opaque です。

Variable: resize-outline-mode
ウィンドウを対話的にリサイズするときの視覚的な方法を定義するシンボルです。 今のところオプションとして含まれているのはワイアフレームの box と 完全再描画の opaque です。

Variable: move-show-position
もし nil でなければ(移動中の)今の位置が画面中央に表示されます。

Variable: resize-show-position
もし nil でなければ(リサイズ中の)今の大きさが画面中央に表示されます。

Variable: move-snap-edges
もし nil でなければウィンドウの位置は他のウィンドウの端に極めて接近して "くっつき"ます。

Variable: move-snap-epsilon
二つの端をくっつける距離(ピクセル数)です。



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