8.2 Window Attributes

Function: window-name window

window に関連づけられた名前を返します。

Function: window-full-name window

window に関連づけられた完全な名前を返します。これは普通の名前と同 じことも違うこともあります。

Function: window-icon-name window

window に関連づけられたアイコン名を返します。

Function: window-mapped-p window

オブジェクト window に関連づけられたクライアントウィンドウが配置さ れていれば t を返します(これは必ずしもそれが可視であること[ 訳注: 例えばアイコン化されている場合]を意味しないことに注意)。

Function: window-transient-p window

window が一時ウィンドウ[ダイアログウィンドウなど]でなければ nil を返します。一時ウィンドウであれば親ウィンドウの xid を整数で 返します。

Function: window-shaped-p window

window が形を持つ(おそらく長方形でない) [訳注: 通常の長方形ではな い複雑な形をもつ、例えば gqmpeg でスキンを変えた場合など]ならばt を返します。

Function: window-id window

ウィンドウに関連づけられたクライアントウィンドウの xid 整数値を返します。

Function: window-group-id window

window が属するグループの頭目の xid を定義する整数値か、もし window がグループに属しなければ nil を返します。

Function: window-wants-input-p window

オブジェクト window に関連づけられたクライアントウィンドウが適切な ときに(WM_HINTS プロパティの input フィールドを通じて)入力 フォーカスを割り当てるように要求したとき、t を返します。

Function: window-dimensions window

オブジェクト window に関連づけられたクライアントウィンドウの大きさ を定義するコンスセル (width . height) を返します。

Function: window-position window

window の root ウィンドウに対する位置を定義するコンスセル (x . y) を返します。

Function: window-size-hints window

window に関連づけられたクライアントウィンドウが指定した size-hints (サイズヒント)構造体を定義するリストを返します。そのリストの中で可能なキー ワードは min-height、max-height、min-width、 max-width、height-inc、width-inc、min-aspect、 max-aspect、base-height、base-width、 user-position、program-position、user-size、 program-size、window-gravity。

Function: window-visibility window

window のそのときの可視性を定義するシンボルを返します。返されるシ ンボルとして可能なものは fully-obscured、 partially-obscured、unobscured。