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10.1 Frame Basics

クライアントウィンドウの フレーム はウィンドウマネージャによって加 えられるすべての装飾として定義されます。普通はこれらの装飾はウィンドウの すぐ外側の端に接っしていますが、このモデルを使う必要性はありません。

Sawfish では各ウィンドウフレームはクライアントウィンドウの端から相対的な 位置に指定された概念的な矩形オブジェクトである、フレームパーツのリ ストで構成されます。フレームパーツを定義するのに形を持つ[すなわち、矩形 でない]画像が使われるときはそれらは単にいくつかのピクセルが画面から失わ れているような矩形のものとして取り扱われます。

各フレームパーツは自身に関連づけられた属性のリストを持ち、これらはパーツ の背景(すなわち、色か画像)を定義する項目と、パーツの前景(すなわち、おそ らく色やフォントなどを伴う何らかのテキスト)を定義する項目を含みます。可 視でない属性、例えば Lisp 実行コマンド(see section 15. Keymaps)を持つパーツ内で 起るイベントへのキーマップ、もまた定義されます。

そういうわけでウィンドウフレームはフレームパーツ定義のリスト (see section 10.3 Frame Part Definitions)として Lisp で定義されます。これらのフレー ムパーツは(それらが定義された順番で、そう同じ場所ならば後の方のフレーム パーツは前のパーツより上に)クライアントウィンドウに加えられ、完全なウィ ンドウフレームを作りだします。



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