Kinput2 + Xft
インプットメソッドのアンチエイリアス化
デスクトップがTrueTypeフォントでアンチエイリアスされただけで
ディストリビューションの人気は急上昇するようである。他は
何も変っていなくても、「デスクトップユーザを意識した変更」などと
騒がれる。不思議だ。
dotplan: Red Hat Linux 8.0ではXft2+Pangoにより、インストーラや
GNOMEデスクトップがアンチエイリアスされて表示されるようになった。
日経Linuxをふと読んでみると以前から欲しかったXftのサンプルコードが
あったのでそれを使ってkinput2によるアンチエイリアス入力(?)をしてみる。
ステータス:
- Red Hat Linux 8.0用のRPM/SRPMを用意してみた。
SRPM/
RPM(i386)
- 14ドットフォントと東風明朝以外では動作保障なし。東風ゴシックをサイズ10.5
で読んだときと14ドットフォントの幅(XTextWidth16())がたまたまいっしょなので
そのまま放置。
- viで編集するとき、普通の漢字より幅のせまい文字があるとずれる。「ヶ」など。
なおす予定なし。kinput2のXTextWidth16()を全部Xftの関数にしてしまえばいいのではないだろうか。
- skkinput/xcin/miniChinput/AMIも同様にアンチエイリアス化できるでしょう。
- 同様にIIIMFでもできるであろう。
- GTK+2のアプリには効果がないようである。
関連リンク:
なし。
Yukihiro Nakai <nakai at gnome.gr.jp>