Kinput2 + GUI

Kinput2にGUIを追加してインターフェースを改良する

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Windows/Macに限らず、LinuxにおいてもATOKXやVJE、Wnn7を見れば分かるように商用の日本語入力システムにはGUIによるインターフェースが付いているのが常識である。フリーなものにはJmodeがあるが、慣れ親しんだ Kinput2を捨てるのもどうもな… というのでGUIを追加してみることにする。 Kinput2のメンテナンスはもう終ってしまったも同然と思われるので私が勝手にいじっても別にいいはずだ。

dotplan: kinput2にGtk+でヘタクソなGUIを追加する。残念ながらオープンソースなので意図に反して洗練されていってしまうかも知れない。しかし開発者の意欲を消沈させる評論家と一方的にダウンロードするだけのディストリビュータばかりの日本のLinux業界にはあまり期待していない。

GTK+ベースで開発をすすめる。
Kinput2の安定さを保つために、なるべくコアな部分に手を付けない。
GNOMEパネルのアプレット版を作る。
KDEパネルにのるバージョンを作る。
skkinputバージョンを作る。
xcin(中国語XIMサーバ)バージョンを作る。
Chinput(中国語XIMサーバ)バージョンを作る。(必要ない?)
そのうちGTK+2に対応する。
コードテーブルから検索できるといいかも。Kinput2はコード入力しかできない。
手書き認識機能も統合できるといいかも。(Kanjipad?)
GUIからユーザ辞書に単語の追加・削除ができるといいかも。
ヘルプを作る。
GUIで入力スタイルの動的な変更ができるといいかも。

パッチ:	kinput2-v3-gtk.patch
スクリーンショット:	右上のktermに入力中

ステータス:

「A/漢」ボタンだけではさみしいので、何となくボタンをいくつか追加してみた。
Shift+Spaceでの切り替えがGUIに反映されるようになった。
それにともなって、Kinput2のステータスウィンドウを表示されないようにした。
設定ダイアログではKinput2のステータスウィンドウの表示/非表示が切り替えられる。
Mozillaの日本語入力スタイルをOverTheSpotにしたとき、画面に入力できるウィジェットがなくてもkinput2のステータスウィンドウが表示されて見苦しいが、このパッチで一応解決される。